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まゆみのシネマ通りへようこそ・赤ひげ・椿三十郎

シナリオ&映画&ドラマ

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黒澤明監督の作品を観る順番を完全に間違えていました。最初に新しいものから観てしまい、「なんか、私にはピンとこない。これが世界の黒澤なの?」と期待外れな気持ちになっていた。
ここにきて古い作品が放送された「生きる」「天国と地獄」「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」とテレビで放送していたのを録画して観た。もう、本当に土下座したいくらい無礼をお許し下さい。椿三十郎も良かったたぁ~!!それよりなにより赤ひげである。
3時間くらいの長編で「チャンバラじゃないんだよなぁ」と期待しないで見始めた。ところがどんどん物語に引きこまれていく。最初はテレビから離れて観ていたのが、いつの間にかテレビの真ん前でセリフを聴き落とさないようにかじりついて観ていた。
何しろ二木てるみさんの演技に脱帽だった。心身を病んでいる少女おとよを見事に演じている。二木さんは3歳で黒澤明監督作品「七人の侍」でデビューしている。「赤ひげ」でブルーリボン賞の助演女優賞を史上最年少(当時)である16歳で受賞。
闇の中で不気味に光る少女の瞳。黒澤監督の演技指導もあったと思うが、二木さんの演技はどんなベテランの演技も食っていたと思う。療養所を抜け出して割ってしまった茶碗を買うために物乞いをするシーンも胸が熱くなった。
心を病んでいたおとよが貧しい長次という少年と知り合う。貧しい長次のために自分の食事を減らしてまで分け与えるまでに心が優しい少女になっていたのだ。ところが長次の一家が鼠取りを食べて一家心中をはかり、養生所に担ぎ込まれてきた。
死の淵をさまよう長次のために、おとよは、この地に伝わる井戸の中にその人の名を呼べば呼び戻せる言い伝えを信じて、必死で井戸の中に向かって長次の名を呼ぶ。
私、この映画を劇場で観なくて本当に良かったと思う。もう、声を上げて泣いていた。涙が止まらない。黒澤監督すごい!!この演出。あっぱれである。
実際、おとよと長次が逢う場面で、1カット6分という長いカットシーンがある。2人は撮影現場で見ている人が涙ぐむほどの名演で、黒澤は百点満点だと絶賛したそうだ。まだこの作品をご覧になっていない方は是非観て頂きたい。ちょっとネタバレさせたけど、本当に素晴らしいい作品です。
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まゆみのシネマ通りへようこそ・用心棒

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黒澤明監督の作品が連続でテレビで放送された。世界の黒澤と言われているが、私はピンと来なかった。
まず最初に観た作品が黒澤明さんの脚本の「雨あがる」で、テレビで観たが全く何も感じなかった。次に観たのが「乱」だった。頭の悪い私には理解不能であった。「どうも黒澤明監督作品は私と相性が悪いのかも」
それ以来テレビで放送されても観ることはなかった。貴重な古い作品がテレビで放送するのを知って全部録画した。
あの有名な「いきる」を観るも、やはりピンと来なかった。お役所仕事に代表される官僚主義を批判しているのは良く分かる。ただ末期のガンゆえに下々の者のために尽くすというわけて、ガンじゃなきゃ無難に定年まで「見ざる言わざる聞かざる」を貫くんでしょ。どうも歳を取ると純粋に映画が観られなくなる。つか、私がへそ曲がりなだけか。
そして、「用心棒」を観た。ここここここれはーーーーーー!!!
最初のシーンからハートを鷲掴みだ。「カッキーーーー!!渋い!!!」
世界の三船と言われているが、私は三船敏郎の映画を観るのは初めてだったのだ。もう、最初から最後まで目をかっぴらいて観てしまった。無駄なカットは一つもない。パーフェクトだ。
三船さんの独特な歩き方、たけしさんみたいな肩の動きをして歩く。本人の演出なのか監督の指示なのか分からないけど男前なんてもんじゃない。若かりし仲代達矢さんもすごい存在感である。三船さんに斬られて意識がなくなる時に「あの世の入口で待ってるぜ」と言うセリフ。ギヤーーーーーー「あの世の入り口で待ってるぜ」だよ。私も死ぬときに言ってみたい「あの世の入り口で待ってるぜ」臨終のときに見守る家族に言ったら「・・・・・・」となるだろう。ウケる。絶対やりたい。
そして、「あばよ!!」と言って用心棒は去って行く。
本当にご無礼しました。これこそが世界の黒澤。世界の三船の真骨頂だったのですね。世界から称賛をされるのも納得。
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日本は恋愛映画ばかり…海外映画祭プログラマーがばっさり

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私の好きな映画1位プレイス・イン・ザ・ハート。2位リトルダンサー。
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オランダで開催された第46回ロッテルダム国際映画祭でプログラマーを務めたジュリアン・ロスが、日本作品のセレクションのポイントと印象について語った。約1年間で250~300作品を鑑賞したというジュリアンは「正直、日本の若手作家の作品のほとんどがかなり普通の恋愛映画だった。もう一つ担当しているフィリピンの方が製作本数こそ少ないが、多様な映像表現を見ることができた」と厳しい声を寄せた。「日本の映画産業の規模は大きいですが、描いている世界は狭い。日本の監督たちも海外へ出れば視野が広がるでしょうし、少なくとも同じような作品は少なくなるのではないでしょうか? まず世界を目指すのであれば、製作委員方式やタレント主導の作品ではなく、何を描くのか作品の中身そのものに集中すべきだと思います」。
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ありがとう ジュリアン・ロスさん。そうなのよ。日本の映画の一番変えなければいけないとこはタレント主導というとこ。作品ありきの前にまず一番旬なタレントを起用することから始めてしまうのがアウト。
ハリウッドみたいに無名・新人・ベテランとか関係なく役柄重視でオーディションするべき。無名の人の中にすごいお宝がいるのかもしれないのに埋もれてしまうのは残念。全ての人にチャンスを与えてあげてほしい。
恋愛映画が良くないとは思っていませんが、昔から恋愛映画にはあまり興味がない。コメディやヒューマンドラマが好きなので偏って観てしまう。最近はあまり興味がなくてもなんでも観るように努力してます。
私は自分のシナリオの映画化のために日々格闘しております。これまで30本くらい書いてきたけど、よくよく見てみたら恋愛ものは1本でした。物語の中に恋も入っているというのはあっても完全に恋愛ものというのは1本。
大衆演劇、サムライ、大部屋俳優、忍者、農業、ご当地、シャッター商店街、樹木葬etc書いているテーマがどうもウケが悪いようです。今、流行っているものや注目されているキーワードをテーマに書けばいいのでしょうが、私は逆にみんなが注目していないものにスポットライトを当てたいんです。みんなは知らないこんな世界もあるんだよと言うのを知って貰いたいから。
等身大のものを書かないと無理がある。ボロも出る。だから恋愛ものは無理。今の私で言えば、最後の悪あがきをしている弱い立場の人たちを書きたい。もちろん最後はハッピーエンドでね。
ライターにもチャンスを与えてほしいです。WOWOWのシナリオコンクールは今年は年齢制限をつけて来た。フジテレビは昔からだったけど。そんな了見の狭いことやってるから、よその局に後れを取るんだよ。チャンスの国アメリカみたいにチャンスの国日本になってほしいものです。
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チャップリンの映画は全部好き。         唯一好きなラブストーリィ。これだけは譲れない。

mission11少女漫画から大衆演劇まで・・人間とダイヤモンドのハーフ発見

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私はカズレーサーさんを尊敬している。その言葉の表現力に共感せずにいられない。カズレーザーは以前から、及川光博の熱狂的なファンであることを公言していて「ミッチーは“人間とダイヤモンドのハーフ”」と発言したというのを見て恐れ入った。「人間とダイヤモンドのハーフ」って、なんか分かるわぁ。更に「人類が不可能な美しさ」「(点数をつけるなら)ルックスは2兆点」とべた褒めだったらしい。
カズレーザーは「筋肉つけすぎたミッチーって感じ」「笑い方がミッチーに似てる」とネットでも評判で、相方の安藤なつもイベントで「及川さんに似てるかな」と話したら、「ミッチーのファンだからいうけど、ふざけんな。ミッチーなめんなよ」と彼は全く受け付けなかったものだ。カズレーザーにとって及川は別格の存在で、自分と比べることさえ恐れ多いと思っているのだ。
このように及川に対する憧れが強いカズレーザーは昨年、挨拶するチャンスがあったものの近寄ることができなかったという。彼は“浮世離れした美しさ”を持つ男性として俳優の京本政樹も好きだとも話しいる。
「少女漫画から大衆演劇まで・・」と書いてきましたが、上記のカズレーサーさんの言っていることこそ、私が言いたかったこと。
「人間とダイヤモンドのハーフ」「人類が不可能な美しさ」「浮世離れした美しさ」私が追い求めていたものはこれなのよ。人間離れした美しさ、劇画みたいな人。好みは人それぞれだけど私の中の美学として譲れないものがある。
たとえ少女マンカ中毒と言われようとも、バカと言われようとも、そんなの関係ねぇ!これから先も私は「人類が不可能な美しさ」を持つ男を探し続けるであろう。じゃないと書けないから。
まゆみ「少女マンガ中毒まゆみが劇場で人間とダイヤモンドのハーフ発見しました!!」
まゆみ「よし!!エネルギー満タン!ターボ全開だ!書け!!」
まゆみ「まゆみ!!書きまーーす!」
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mission10・少女漫画から大衆演劇まで・・人類に不可能な美しさを伝えるために

シナリオ&映画&ドラマ

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松川小祐司座長は、堅物だ。私の大好きな堅物である。プロフィールを見て萌えた。好きな休日の過ごし方は?:三味線の稽古、日舞の稽古、書店巡り。趣味:書店巡り。長所:習い事好き。萌え~(*´ω`*)
好きな言葉「努力」礼節★超大事。なんつぅクソ真面目。しっかりとした信念と強い意思を持った男と見た!!
また新しい作品を書く気力が沸いてきた。スランプ脱出。頭の中のスクリーンで小祐司座長が芝居をしている。もう、始まりから終わりまでほぼストーリーは完成している。あとは書き上げるだけ。なんという単純な奴だ私。
私は純粋な大衆演劇ファンとは言えない。大衆演劇を設定にシナリオを書こうと思って通いはじめたのだ。そして、まるで絵画のような美しい役者さんを観るとモチベーションが上がって書くことが出来た。
いろいろな劇団さんを観て、まずチェックするのは役者さん。その人が大きなスクリーンに登場するのをイメージする。スクリーンには圧倒的な美しい女形が踊る。観客が息をのむ美しさだ。ちょっとやそっとの美しさじゃダメなんだ。突き抜けている美しさ。私の頭の中はいつもシナリオのことでいっぱいだ。
純粋な大衆演劇ファンとは言えないが、どうしても大衆演劇を守りたい気持ちがあるから書く。死んだ親父が好きだった大衆演劇。その歴史ある文化を消滅させてはいけない。こんなに素晴らしい世界があるということを多くの人に知って貰いたい。だから書く。
今の日本の映像業界はメジャーなものや集客力のあるものに食い付く。わざわざ知られていない業界を設定にしたシナリオに興味を示して貰えないのは百も承知のこと。審査員の監督さんやプロデューサーさんでさえ大衆演劇を知らないかもしれない。「大衆演劇?何それ?」の一言でボツかもしれない。それでも私は書きたいものを書く。
まだまだ拝見していない劇団さんがいっぱいある。あと何回瞳孔が開くか楽しみでもある。
0.1秒で恋に落ちて0.1秒で失望することもあるけど、誰に迷惑をかけるわけでもない。勝手にときめいて勝手に落ち込んでいるんだもの。さぁ、みんなも劇場に行って0.1秒で恋する体験をしてみよう!!
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