Category (シナリオ&映画&ドラマ )

まゆみのシネマ通りへようこそ・インサイドヘッド

シナリオ&映画&ドラマ

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キャッチコピーは「これは、あなたの物語―」。原題の"Inside Out"は「裏返し」という意味である。
娘は映画館に観に行った。「すごく良かった」と絶賛していた。私はアニメーターなのにアニメをあまり観たくない人。「テレビで放送したら観てあげてもいい」と上から目線。
で、先日テレビで放送したので録画した。仕事から帰宅して一人で観ていた。号泣したね。
物語は11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。ライリーの誕生や成長と共に生まれた彼らは、彼女を守り幸せにするために日々奮闘する。しかし、ライリーを悲しませることしかできない「カナシミ」の役割だけは、大きな謎に包まれていた・・・という話し。
キャッチコピーは「これは、あなたの物語―」というように全ての人にある5つの感情。全ての人にあるのだけど、たまに怒りに支配された人や悲しみに支配された人もいて、厄介な事件があったりする。
5つの感情がバランスよくあればいいけど、なかなかそれは難しいのかもしれない。この映画を観ていてヨロコビというキャラクターが気になった。なんだか自分を観ているような感じ。楽観的でいつもはしゃいでいてネガティブを悪だと思っている。「楽しくやろうよ!笑って笑って!」と押し売りしているところがある。相手によってはウザがられていると思う。
だけどすぐ怒る、号泣する、でもムカムカとビビりという感情はないな。これはたぶん生まれた時からないと思う。
基本はガハハハと高笑いして生きている。怒る原因が出来たときの怒り具合はハンパない。そして、年のせいか頑張っている姿とか見るとすぐ号泣する。私はヨロコビとイカリとカナシミの3つの感情で生きていると分かった。果たして自分は何者なんだ?と知るきっかけになる映画だと思います。
是非、ご覧になって下さい。

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「あなたのブログタイトルの由来は何ですか?」

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シナリオのためなら忍者の修行もする。農業もする。
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こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の山口です。今日のテーマは「あなたのブログタイトルの由来は何ですか?」です。
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「まゆみのシナリオ中毒」これはブログをはじめようと思って、まずタイトルを決めようと思ったときすぐにひらめいたタイトルです。
まだアニメーターだった頃です。もはや日本のアニメは末期的な状況で、まともに食べて行けなくなっていたのです。なにしろ貧乏で二人の子供を食べさせていくために、とにかく行動を起こさなければとシナリオライターの転向を真剣に考えていたのです。
シナリオの売り込みをしているときに「ブログやって自分をアピールしないとだめだよ」と娘にブログをやるように勧められ、苦手なパソコンを覚えてブログを始めたわけです。
なんとなく直感的にこのタイトルにしたんだけど、よくよく考えてみたら私ってば本気でシナリオ中毒なんだと思います。
いつも頭の中はシナリオのことでいっぱいです。そして、シナリオに必要なことならなんでもやってきました。
TDRはたまたま採用されたのだが、エンターティメントの裏側を見たいエンターテイメントに関わっていたいという思いもあった。ディズニーのお姫様をリスペクトしたシナリオを1本書いていて、夢の国に潜入することでもしもの時はツテを利用出来るんじゃないかと言う浅はかな考えもあったし。
現在の病院の仕事も映画やドラマにつきものの病院のシーン。実際、働くことで現場を掴むことが出来ると考えたのです。やっぱ現場はすごいです。リアルです。
農業も農業をテーマにしたシナリオを書くためにあらゆる作業を体験して、農林水産財団で援農ボランティアの資格もとりました。
小さい頃から大好きだった忍者。これをシナリオのテーマにしようと決めて伊賀まで忍者修行に行きました。
大衆演劇をテーマにしたお話しを書くために3年演芸場に通って勉強させて頂いております。出来ることなら太秦村か江戸村で働いて、あの世界を勉強したいんだけど若さも時間もないのでこれはあきらめた。殺陣の教室に通うのが今一番の夢。
もはや、24時間、365日をシナリオのために動いて生きていると言っても過言ではありません。まさに中毒なんです。シナリオを書くのをやめたら、もう何もしなくなるでしょうね。あっ、でも釣りだけはしてるかな?
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ディズニーで働く。病院で働く。すべてはシナリオのため。完全シナリオ中毒。

まゆみのシネマ通りへようこそ・赤ひげ・椿三十郎

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黒澤明監督の作品を観る順番を完全に間違えていました。最初に新しいものから観てしまい、「なんか、私にはピンとこない。これが世界の黒澤なの?」と期待外れな気持ちになっていた。
ここにきて古い作品が放送された「生きる」「天国と地獄」「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」とテレビで放送していたのを録画して観た。もう、本当に土下座したいくらい無礼をお許し下さい。椿三十郎も良かったたぁ~!!それよりなにより赤ひげである。
3時間くらいの長編で「チャンバラじゃないんだよなぁ」と期待しないで見始めた。ところがどんどん物語に引きこまれていく。最初はテレビから離れて観ていたのが、いつの間にかテレビの真ん前でセリフを聴き落とさないようにかじりついて観ていた。
何しろ二木てるみさんの演技に脱帽だった。心身を病んでいる少女おとよを見事に演じている。二木さんは3歳で黒澤明監督作品「七人の侍」でデビューしている。「赤ひげ」でブルーリボン賞の助演女優賞を史上最年少(当時)である16歳で受賞。
闇の中で不気味に光る少女の瞳。黒澤監督の演技指導もあったと思うが、二木さんの演技はどんなベテランの演技も食っていたと思う。療養所を抜け出して割ってしまった茶碗を買うために物乞いをするシーンも胸が熱くなった。
心を病んでいたおとよが貧しい長次という少年と知り合う。貧しい長次のために自分の食事を減らしてまで分け与えるまでに心が優しい少女になっていたのだ。ところが長次の一家が鼠取りを食べて一家心中をはかり、養生所に担ぎ込まれてきた。
死の淵をさまよう長次のために、おとよは、この地に伝わる井戸の中にその人の名を呼べば呼び戻せる言い伝えを信じて、必死で井戸の中に向かって長次の名を呼ぶ。
私、この映画を劇場で観なくて本当に良かったと思う。もう、声を上げて泣いていた。涙が止まらない。黒澤監督すごい!!この演出。あっぱれである。
実際、おとよと長次が逢う場面で、1カット6分という長いカットシーンがある。2人は撮影現場で見ている人が涙ぐむほどの名演で、黒澤は百点満点だと絶賛したそうだ。まだこの作品をご覧になっていない方は是非観て頂きたい。ちょっとネタバレさせたけど、本当に素晴らしいい作品です。
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まゆみのシネマ通りへようこそ・用心棒

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黒澤明監督の作品が連続でテレビで放送された。世界の黒澤と言われているが、私はピンと来なかった。
まず最初に観た作品が黒澤明さんの脚本の「雨あがる」で、テレビで観たが全く何も感じなかった。次に観たのが「乱」だった。頭の悪い私には理解不能であった。「どうも黒澤明監督作品は私と相性が悪いのかも」
それ以来テレビで放送されても観ることはなかった。貴重な古い作品がテレビで放送するのを知って全部録画した。
あの有名な「いきる」を観るも、やはりピンと来なかった。お役所仕事に代表される官僚主義を批判しているのは良く分かる。ただ末期のガンゆえに下々の者のために尽くすというわけて、ガンじゃなきゃ無難に定年まで「見ざる言わざる聞かざる」を貫くんでしょ。どうも歳を取ると純粋に映画が観られなくなる。つか、私がへそ曲がりなだけか。
そして、「用心棒」を観た。ここここここれはーーーーーー!!!
最初のシーンからハートを鷲掴みだ。「カッキーーーー!!渋い!!!」
世界の三船と言われているが、私は三船敏郎の映画を観るのは初めてだったのだ。もう、最初から最後まで目をかっぴらいて観てしまった。無駄なカットは一つもない。パーフェクトだ。
三船さんの独特な歩き方、たけしさんみたいな肩の動きをして歩く。本人の演出なのか監督の指示なのか分からないけど男前なんてもんじゃない。若かりし仲代達矢さんもすごい存在感である。三船さんに斬られて意識がなくなる時に「あの世の入口で待ってるぜ」と言うセリフ。ギヤーーーーーー「あの世の入り口で待ってるぜ」だよ。私も死ぬときに言ってみたい「あの世の入り口で待ってるぜ」臨終のときに見守る家族に言ったら「・・・・・・」となるだろう。ウケる。絶対やりたい。
そして、「あばよ!!」と言って用心棒は去って行く。
本当にご無礼しました。これこそが世界の黒澤。世界の三船の真骨頂だったのですね。世界から称賛をされるのも納得。
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日本は恋愛映画ばかり…海外映画祭プログラマーがばっさり

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私の好きな映画1位プレイス・イン・ザ・ハート。2位リトルダンサー。
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オランダで開催された第46回ロッテルダム国際映画祭でプログラマーを務めたジュリアン・ロスが、日本作品のセレクションのポイントと印象について語った。約1年間で250~300作品を鑑賞したというジュリアンは「正直、日本の若手作家の作品のほとんどがかなり普通の恋愛映画だった。もう一つ担当しているフィリピンの方が製作本数こそ少ないが、多様な映像表現を見ることができた」と厳しい声を寄せた。「日本の映画産業の規模は大きいですが、描いている世界は狭い。日本の監督たちも海外へ出れば視野が広がるでしょうし、少なくとも同じような作品は少なくなるのではないでしょうか? まず世界を目指すのであれば、製作委員方式やタレント主導の作品ではなく、何を描くのか作品の中身そのものに集中すべきだと思います」。
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ありがとう ジュリアン・ロスさん。そうなのよ。日本の映画の一番変えなければいけないとこはタレント主導というとこ。作品ありきの前にまず一番旬なタレントを起用することから始めてしまうのがアウト。
ハリウッドみたいに無名・新人・ベテランとか関係なく役柄重視でオーディションするべき。無名の人の中にすごいお宝がいるのかもしれないのに埋もれてしまうのは残念。全ての人にチャンスを与えてあげてほしい。
恋愛映画が良くないとは思っていませんが、昔から恋愛映画にはあまり興味がない。コメディやヒューマンドラマが好きなので偏って観てしまう。最近はあまり興味がなくてもなんでも観るように努力してます。
私は自分のシナリオの映画化のために日々格闘しております。これまで30本くらい書いてきたけど、よくよく見てみたら恋愛ものは1本でした。物語の中に恋も入っているというのはあっても完全に恋愛ものというのは1本。
大衆演劇、サムライ、大部屋俳優、忍者、農業、ご当地、シャッター商店街、樹木葬etc書いているテーマがどうもウケが悪いようです。今、流行っているものや注目されているキーワードをテーマに書けばいいのでしょうが、私は逆にみんなが注目していないものにスポットライトを当てたいんです。みんなは知らないこんな世界もあるんだよと言うのを知って貰いたいから。
等身大のものを書かないと無理がある。ボロも出る。だから恋愛ものは無理。今の私で言えば、最後の悪あがきをしている弱い立場の人たちを書きたい。もちろん最後はハッピーエンドでね。
ライターにもチャンスを与えてほしいです。WOWOWのシナリオコンクールは今年は年齢制限をつけて来た。フジテレビは昔からだったけど。そんな了見の狭いことやってるから、よその局に後れを取るんだよ。チャンスの国アメリカみたいにチャンスの国日本になってほしいものです。
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チャップリンの映画は全部好き。         唯一好きなラブストーリィ。これだけは譲れない。