2015-05-09 (Sat)

もっと人間らしい仕事がしたい――年収110万円「アニメーター」の実態をどう見るか

アニメ

サンライズ様、その節は大変お世話になりました。
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今回のアニメーション制作者の実態調査について、アニメや漫画などへの造詣が深い専門家はどう見るのか。国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの客員研究員で、現役官僚でもある境真良氏に聞いた。 
●「最低賃金」を下回る若手アニメーターの過酷の環境
「日本アニメーター・演出協会の実態調査は、2008年に続き、今回で2回目です。こうした実態調査が行われるようになったこと自体は、極めて歓迎すべきことだと思います。しかし、内容は決して歓迎できることばかりではありません」境氏はこのように切り出した。どんな点に注目したのだろうか。「調査によると、アニメーション制作の仕事そのものは増加しており、回答者の半数が常に仕事がある状態となっています。それは素晴らしいことですが、反面、1カ月の平均作業時間が262.7時間、回答者の15.9%が350時間を超えるという非常に過密なものになっています。また、それだけ働いても、平均年収は332.8万円です。しかも、これは『監督』(648.6万円)や『総作画監督』(563.8万円)など、企画や統括担当者を加えての平均です。現場作業の末端である『動画』では111.3万円、仕上げは194.9万円、原画でも281.7万円と、決して高くはありません。特に『動画』については、労働時間によっては東京都の最低賃金ベースでの月給試算を下回る状況です。社会保険の加入状況などと組み合わせて考えてみると、おそらく、雇用契約ではなく、報酬額が最低賃金に縛られない『業務委託契約』を結んでいるのではないでしょうか」
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確かに常にアニメーションの仕事はいくらでもありました。それでも私は辞めました。
昔、それなりに何とか食べていくことが出来たのは絵描きに優しい作品が多かったからです。ロボット作品などは線が多いですから描くのに時間がかかりました。それでも描く線が少ないほのぼの系の作品もたくさんあったのです。それで何とかバランスがとれていたのです。
それがいつの頃からか、やたらにキャラクターのコスチュームにゴチャゴチャいろいろな物がついてきて、キャラ表を見てめまいがするような作品ばかりになりました。以前なら1時間に10枚くらい絵が描けたものが、1時間に1枚しか描けないことがしばしば。10時間働いても1枚180円の仕事だったら1800円ですよ。こんなじゃ子供を食べさせていけないもん。いくらアニメの仕事がたくさんあったって描く右手は1本、そして時間は限られていますからね。
それで28年続けたアニメに見切りをつけて普通のバイトのおばさんになったのです。まさに「人間らしい仕事がしたい」というやつです。夢の国で働いて初めて給料貰った時は感動しました。とにかく1時間真面目に働けば間違いなく1000円と言うお給金を頂けるのです。10時間働いて1800円って何だったの?これが人間らしい仕事なんだなと実感しました。
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当時は小さなスタジオだったけど、今は立派なビルになってます。
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