2017-05-25 (Thu)

「嫌なら見るな」はプロの禁句!?

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俳優の高岡奏輔が、当時韓流ものを多く放送していたフジテレビに疑問を呈して大きな波紋を呼んだ際、ナインティナインの岡村隆史がオールナイトニッポンで「(高岡に対し、フジ番組を)見ぃひんねやったら見ぃへんかったらええのよ」と話したことが、ネットで大炎上。テレビ番組に出ているタレントの発言としてどうなのか、と物議をかもした。この一件以来、ネットユーザーたちは制作に携わるプロの「嫌なら見るな(読むな、聴くな)」などの発言に、とりわけ敏感に反応するようになっている。
漫画原作者の小池一夫氏が自身のTwitterで、
「プロが絶対に言ってはいけない事。『嫌なら読むな』『(自分の作品は)分かる奴にしか分からない』それを言っちゃあおしめぇよ!ってヤツである。(小池一夫)」
なお、小池氏はその後のツイートで、
「誰からもツッコまれないように、なンて考えながらでは、面白い作品は作れない。ツッコミ上等。『全ての人を喜ばせようとしない事』。誰に向かって作品を作るのか、そこがブレてはいけない。(小池一夫)」  
  *  *  *  *  *
もしも自分の作品をボロ糞言われたら「嫌なら見るな」と言ってしまう気持ちは分かる。「貴重なご意見ありがとうございます」なんて言えるほど人間ができていないわけで。
ジャンルを問わずに映画を観る人や本を読む人を尊敬する。私はコメディが好きなのでどうしても偏ってしまう。たまに「この映画は評判が良かった映画だから勉強のために見るか」とテレビで放映されたものを見る。期待を裏切って素晴らしい作品に出会えることもあるが、暗い映画はやはり生理的に受け付けないのか「なにこれーーー落ちがひどいし。時間を返せーー!!」と怒り炸裂。見た自分が悪いのであって、作り手の方に罪はないのだ。
小池さんの「誰からもツッコまれないように、なンて考えながらでは、面白い作品は作れない。ツッコミ上等。『全ての人を喜ばせようとしない事』。誰に向かって作品を作るのか、そこがブレてはいけない」という言葉は同感。万人にウケる作品なんてあり得ないのだ。私も「もっと普通のもの書けば」とか「スケールがデカ過ぎる」など言われてきたが、書きたいものを書いて来た。たとえ自己満足と言われようとも、今の時代にふさわしいウケそうなものを書けと言われたら(本当はそれがビジネスだが)書くのをやめる。
「誰に向かって作品を作るのか」私の目指しているものは、社会や家庭で追いつめられた人や弱った人が見て笑ってくれてる映画。見終わった時に、弱くてダメな自分だけどそんなヘタレな自分を愛しいと思って貰いたいのだ。チャップリンの映画のように貧乏で格好悪くて何をやってもダメ。おもろうてやがて悲しき・・・しかし・・・最後は主人公に感情移入してダメダメな自分を愛おしいと思えるのである。だから私の作品はポジティブ全開なのだ。そこは絶対にブレない。映画館から出てきた時に「結局、生きていてもうまくいかない」「どうせ何をやってもダメなんだ」と負のオーラを決して出させない。「格好悪い私だけど明日も生きて行こう」と微笑んでもらえたら大満足だ。
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