2016-02-19 (Fri)

往生際が悪いので・・・

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修理のため大島で下船。日が暮れた~。夜になっちゃうよ~。乗客たちはもしもの時のことを考えて食料を買いあさった。
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東京・伊豆大島の北西13キロの沖合で、熱海発伊豆大島行きの東海汽船の高速ジェット船「セブンアイランド友」が、クジラとみられる物体に衝突した。船は現場で動けなくなっている。船には乗客・乗員74人が乗っていたが、けがはないという。下田海上保安部によると、衝突の影響でエンジンが止まっているが、沈没する恐れはないという。動けなくなっている間に7人が船酔いになり、巡視艇で伊東へ運ばれた。東海汽船が別の船を手配し、引航する。同社によると現場はクジラが多い海域で、時速約70キロ以下に減速して航行しているという。
    *  *  *  *  *
私も何年か前に、新島から東京への帰りに同じようなことがありました。新島を出てすぐのことです。高速船が「ズン」というにぶい音がしたと思ったら突然止まってしまったのです。
「んーーーー。何かにぶつかったのかな?」たまに聞くけど鯨なんてねぇ・・・・・。
東海汽船の乗務員の人たちが右往左往しています。切迫したムードでこちらにも緊迫感が伝わって来てドキドキ。
なぜなら、息子も私も海では泳げないのです。私はカナヅチではありません。スイミングスクールでは上級コースでクロール、背泳、平泳ぎ、バタフライ4種目を泳げます。ただ、足が着かないとパニックで泳げなくなってしまうんです。だから海は無理なんです。2階席はすぐに逃げられるけど1階席は水が入って来たらアウトだ。「とにかく意地でも2階に上がる。沈没したらヤバイ・・・浮き輪を貰うのだ」
足が着かないなんてもんじゃないぞ。太平洋のど真ん中だ。想像したら気絶しそうなくらい深い海じゃん。妄想好きな私は、太平洋の海原で浮き輪でプカプカしている自分を想像していた。低体温で死ぬかもしれないけど、往生際が悪いのでたとえ最後の一人になっても生き延びられる気もする。ライフ・オブ・パイだね。
取りあえず、応急処置をして動いたので一番近い大島で下船することになりました。ここで船を修理することに。大夫時間がかかって高速船に乗船。とにかく一か八か行けるところまで行くという、かなりサバイバルなことになってしまいました。
日が暮れて真っ暗になってくるし、高速船なのにゆっくり走るし時々止まってしまうし、暗いとこで沈没は絶対避けたい。「頼む!!我々を陸地まで届けてくり!!」
結局、高速船は東京まで辿り着けず、久里浜港で下船ということになりました。いつもなら家に7時くらいに帰れる予定が、帰宅したのは夜の11時頃。心身ともに疲れました。島には20回以上行ってるけど、こんな経験はこの一回だけ。忘れられない思い出です。長く生きているといろいろな体験をするわけです。
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