2016-06-17 (Fri)

まゆみのシネマ通りにようこそ~海街diary~

シナリオ&映画&ドラマ

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普通みんな好きな映画しか観ないよね。私はコメディ映画が好き。涙が止まらないくらい馬鹿馬鹿しくて笑えるやつ。邦画は暗いから苦手でほとんど観ない。この辛い浮き世の中で映画くらいは明るくなくちゃ。でも、最近は「食わず嫌いはいけない。何でも観なくちゃ」と録画して観るようにしている。
「海街diary」という映画が評判だったのは知っていた。日本アカデミー賞で賞を獲ったのも知っていた。若い人気女優が勢揃いの映画である。天の邪鬼の私は「だいたいこんな美人ばかりの姉妹が世の中にいるわけがないじゃん。不自然だろ。もしもいたらその町は大騒ぎだろ」と斜に構えてリモコンを手にした。
まず舞台が鎌倉なのが気に入った。鎌倉はどこを切り取っても絵になる。最高のロケーションである。
十四年前に家を出た実父が闘病の末に亡くなったというところから物語は始まる。どっかの家と似ている境遇じゃん。って、うちだよ~。もう30年も前の話しだが、家族と別居して愛人と家を借りて住み、その9年後闘病の末に亡くなった父。そして私は5姉妹。葬式には愛人の子、すなわち腹違いの妹もいた。「海街diary」の中で腹違いのすずを演じるのは広瀬すずちゃんだ。
ここが現実と違うところ。うちの腹違いの妹は私にうり二つのお世辞にも可愛いとは言いがたい子だった。絶対に引き取って一緒に暮らそうなどと思えない。
人気女優が勢揃いは・・・と思ったが、みんな良い演技だったねぇ。なんて、偉そうに言っちゃうけど。
女ばかりの姉妹というのが本当に自然に描けていたと思う。長女の洋服を勝手に着た着ないという場面などは、本当に日常茶飯事の光景なのだ。すずちゃんが洗濯物を干している時に大きなブラジャーを干して「デカっ!!」と言うところ。これもね、うちは私以外は全員大きかったので分かる。姉と妹が下着、靴、洋服で勝手に着たの着ないのって喧嘩をしていたが、私は一人貧乳で体が小さかったので喧嘩の輪に入ることはなかった。
そんな一つ一つの姉妹の場面を見ていて懐かしく時々涙もこぼれた。この映画の設定は長女がしっかり者で、飲んだくれでダンズにひっかかるのが次女となっているが、うちは逆で長女の姉は酒癖が悪くどうしようもないアバズレだった。私は姉を反面教師にして堅物になった。遅くまで帰って来ない妹を玄関で仁王立ちで待って「今、何時だと思ってんの!心配するでしょ!」と目をつりあげていた。母との確執も映画を観ていて身につまされた。いくら血のつながった母と娘でも永遠に歩み寄れない、溝が埋まらないということはある。父、母、姉、妹。自分と重ねていやでも感情移入してしまう映画であった。
鎌倉の四季も楽しめる美しい映像美。特に姉妹の多い方は感情移入できて楽しめますよ。
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