2016-08-13 (Sat)

あぁ無情・親ってやつは・その2

子育て&学校

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私が子供がいると言うと昔の友人や知り合いは「○○さんがお母さんになったなんて信じられない。なんか想像できない」と驚かれる。小さい頃からお年頃になってもピントのずれている子だったので、子育てなど出来ないと思われていたのだろう。
更にアニメーターになってしまったので、もっと世間ズレが激しくなった。当の本人は普通に子育てしていたつもりだが、今、振り返るとかなり変な親だったと思う。子供たちも社会人になった今、「うちの親変人だよな」と改めて思っていることだろう。
自分がおバカさんだったので、高学歴とかお勉強が出来る子など全く望んでいなかった。私の望みはただ一つ。オリジナリティのあるクリエイターになってくれたら万々歳。
そのためには勉強よりも物を作ることと、情操教育に力を入れた。
オーブン粘土で娘と息子と私で作品を作る。年々、娘と息子のクオリティが上がっていく。しかし、悲しいかな伸びしろのない母ちゃんは全く進歩がない。どんどん娘と息子に先を越されていく。私の伸びしろなどどうでもいいのだ。娘と息子の独創性や技術力を見て大満足の母なのであった。
絵を描かせる。ブロックで作品を作る。紙を使って作品を作る。本人がやりたいことは好きなだけさせていた。
いろいろな個展にも連れて行った。作者の方本人と話しをする。プロはどんな風に絵を描くのかとか、作るのかとか、作品だけ眺めてもダメなのだ。それを描いた人。作った人本人に会う。生身の人間が実際に描いたり作ったりしているのを実感してほしかった。
そして、情操教育に力を注いだ。あらゆる体験をさせた。さまざまな場所に連れて行った。海、山、スキー、田植え、稲刈り、酪農、農業体験、釣り、地引網、昆虫採集、工場見学、ミュージカルetc。毎年、島に行って夜は公園に寝転がって流星群を眺めたりした。
五感を鍛えるというか、実体験こそイマジネーションや想像力の源になるのだ。
カブトムシが小さな卵からさなぎになって変態するところなど、それはそれは神秘的な世界だ。息子とのたうち回って興奮した。ちなみに娘は虫が嫌いなので、「見たくない」と言ってました。
おかげで娘も息子も私の希望通りの「変人」になってくれた。やっぱねぇ、クリエィターは普通じゃないくらいじゃないとダメなのよ。息子が中学の時だ。仕事から帰って洗濯物を取りに行こうと二階に上がった。何かの視線を感じて振り返ったら、ふすまに墨と筆で鬼の絵を描いていた。普通の親はどういう反応するのかなぁ。私は嬉しくて嬉しくて高笑いだった。「あいつやりやがったな」一本取られた気分。どんどん親を越して行け。そしていずれ世界に羽ばたいてほしいと思っていたが、昨日書いたような有様です。ホントにあぁ無情・・・。
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息子の師匠造形作家の安居さんにイベントでレクチャーしてもらっているとこ。右はダムの中に降りてクルージングするとこ。
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これを数時間で描いたと思う。           クオリティがここまで来ていた。
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