2017-03-20 (Mon)

なぜアニメの放送は“落ちる”のか 

アニメ

ぼのほの

2016年10月期のアニメ作品数本で、制作が放送に間に合わないという問題が起こっているそうです。
私がアニメーターになりたての頃は本当にアニメの本数がハンパなくて、当時は合作作品と言って海外と合作した作品などもひしめき合っていて、もうグチャグチャでした。
劇場版はクオリティ重視でしたが、テレビシリーズは「なんでもいいから取りあえず放送してしまえ」という時代でした。
私は動画チェックの仕事をしていましたが、下請けスタジオから上がって来たカットは小学生でももう少し上手に描けるでしょって言うくらいひどいレベルのものでした。しかしそれを戻して描き直させる時間がありません。
もちろん監督さんは描き直すように指示しましたが、制作さんは「どうせ一瞬なんだからわかりゃしない」と言って、そのまま仕上げに持っていきました。あれはアラレちゃんだったと思う。
確かに放送見たら一瞬で絶対分からないけどね。
当時、一番ひどかったのが超時空要塞マクロスだったという噂を聞いた。とにかく間に合わなくて止めた絵でひたすら誤魔化したり、宇宙船の一枚絵をスライドさせて誤魔化したり、無理くり放送していたというのを聞いた。放送を落とすくらいなら何でもいいから放送した方が良いという時代です。
私は劇場版を描きましたが、さすがに劇場版は手抜き無しでしたけどね。
今は放送後にDVDを販売するとかあるから垂れ流しというわけにはいかないようですね。一応、ひどい内容でも放送はして、あまりにひどいカットは描き直してDVD化するらしいです。
テレビシリーズと劇場という格差をすごく感じていました。自分のシナリオはテレビでなく映画で・・・・という希望は無意識の潜在意識の中にあるのかもしれません。
ぼのぼの2
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